なりたいヘアスタイルや悩みは人それぞれ違います。
髪質改善で髪質から変えていきお悩みを解消していくようにパーマも悩みを解消するのにとってもオススメです。
しかしパーマに失敗した経験のある方や老けるんじゃないか・・・
などとパーマに対してマイナスイメージもよく聞きます。
まずはパーマの種類を知って自分に合うパーマが何か知っていきましょう!!
パーマの種類と特徴
・コールド系パーマ
いわゆる一般的なパーマです。
他にも水パーマ、クリープパーマとよばれるものもコールド系パーマになります。薬剤、かけ方などの違いがあります。
コールド系パーマとは簡単に説明すると熱を加えずに薬剤のみでかけていくパーマです。
濡れている時が1番ウェーブが出ていて乾かすと緩くなるのも特徴のひとつです。
細かいパーマや根元のボリュームが欲しい方にオススメです。
逆に縮毛矯正など熱処理を加えた髪やダメージ毛やブリーチ毛には向きません。
・ホット系パーマ
熱を加えてかけていくパーマのことです。
デジタルパーマやエアウェーブ、ホットパーマ、形状記憶パーマなどといわれるものがホット系パーマです。
コールド系パーマと違い濡れている時と乾いた時のウェーブの差があまり無いタイプと乾かした時が1番しっかりとウェーブが出るタイプとかけ方によって多少の違いはありますが、コテで巻いたようなしっかりしたカールが出るのが特徴です。
縮毛矯正と基本的に仕組みは同じなので1度かけたところはダメージなどの影響が無い限りは多少緩くなったりはしますが・・・パーマは半永久的に残ります。
コールドパーマがかからなかった方や縮毛矯正で熱処理している方、縮毛矯正と同時施術したい方にオススメです。
コールドパーマと大きく違う点は薬剤を場所によって塗り分けられるのでダメージ部分とそうでない部分で塗り分けていくことが出来ます。
このようにパーマにはコールドパーマとホットパーマの2種類があります。
なりたいスタイルや髪質、悩みに合わせてどちらのパーマが向いているのか解説していきます。
コールドパーマ向けのお悩みとヘアスタイル
ではコールド系パーマはどんな髪質、ヘアスタイルが向いているのかをお話ししていきます。
・トップのボリュームが欲しい、ショートスタイル
ショートスタイルはストレートだとシャープな印象になり柔らかさを取り入れたショートにしたい場合にはコールドパーマがオススメです。
大きめなカールで柔らかい印象にすることもそうですがボリュームが出にくい髪質の方にも
コールドパーマは根本からかけられるのでトップにボリュームを出すことでショートスタイルのバランスも作りやすいのでオススメです。
・無造作なエアリー感のあるゆるふわパーマ
柔らかいナチュラルなふんわりしたパーマがトップからかけられるのがコールドパーマの特徴です。
ボリューム感のあるボブスタイルやミディアムスタイルの柔らかいウェーブスタイルにもコールドパーマはオススメです。
薬剤のみでかけていくパーマなので硬い髪の方や縮毛矯正をかけてい方はかかりにくいかもしれません。
このようにコールドパーマに向いているオススメのスタイルがあるようにデジタルパーマ向きの髪質、ヘアスタイルがあるので解説していきます。
デジタルパーマ(ホットパーマ)向けのお悩みとスタイルとは
デジタルパーマとコールドパーマで大きく違うところはパーマの仕上がりのウェーブの出方です。
乾かすと緩くなるコールドパーマとは違いデジタルパーマはカールがしっかり出ます。
硬い髪でパーマがかかりにくかった方、縮毛矯正をかけてパーマがかけられないと言われた方ダメージレベルにもよりますがデジタルパーマがオススメです。
・ロングヘアにはデジタルパーマがオススメ!
デジタルパーマに1番オススメなのがロングヘア。コテで巻いたようなスタイルがつくれるので毎日巻いている方や毎日のスタイリングが苦手な方にはとても相性が良いと思います。
ロングヘア×デジタルパーマ
形状記憶パーマとも呼ばれることもあり、持ちが良いのもデジタルパーマの特徴です。
・ワンカールもおまかせ!!
ボブやミディアムのワンカールにもオススメです。
弾力のある質感が出るので乾かすだけで簡単にまとまるワンカールにはデジタルパーマを♪
クセでお悩みの方も根元の気になるクセの部分にはストレートをかけ、毛先にワンカールも出来ます。
薬剤を塗り分けられるのもコールドパーマとの違いがあります。
・根本からのウェーブが欲しい方には向かない
根元にボリュームを出すようなパーマや根本からしっかりとウェーブが出るスタイルはデジタルパーマではなくコールドパーマをオススメします。
このようになりたいスタイルやお悩みによってもパーマの選び方は変わってきます。
かみしつによっても選ぶパーマは変わってきます。
髪質によってどっちを選ぶ??
〔軟毛、細毛〕
軟毛、細毛の方はどちらのパーマもかけられます。スタイルによって変えると良いと思いますが上記でお話したようにトップのボリュームが軟毛の方のお悩みには多いかと思います。
その場合はやはりナチュラルなふんわりとしたパーマが根元付近からかけられるコールドパーマがオススメです。
軟毛の方はダメージを受けやすいので熱を加えないコールドパーマの方がダメージを受けにくいと思います。
〔硬い髪〕
硬い髪のボブ~ロングの方にはデジタルパーマが断然オススメです!!
硬毛の方の特徴としてキューティクルの層がしっかりしていてコールドパーマでの薬剤が浸透しにくくパーマがかかりにくく取れやすい場合があります。
その場合デジタルパーマやホット系パーマでの熱を加えパーマをかけていく方が持ちがよく綺麗なカールが出ます。
〔縮毛矯正をしている、クセ毛〕
ストレートをかけている髪の場合1度熱処理をしているのでコールドパーマはかかりません。
デジタルパーマもダメージレベルや髪質によってはかけられない、かからない場合もあるのでストレートをかけてパーマをしたい方は担当の美容師の方に相談しましょう。
クセ毛でも軟毛、硬毛で分かれます。
軟毛ではコールドパーマでクセと馴染むようパーマがかかりますが硬毛のクセの場合デジタルパーマの方がきれいなカールが出てスタイリングしやすくなります。クセが強い方にはストレートとデジタルパーマの同時施術が出来るストカールがオススメです。
このようにスタイル、長さと髪質でもオススメのパーマは変わってくるのでパーマをかける際はしっかりとイメージを共有していけるようにしておくと良いと思います。
そしてもう1つお悩みとしてご相談を頂くのが・・・
『パーマで傷んだ、思ったより強くて失敗した』ということが過去にありマイナスイメージが。
しかし、朝のスタイリングが苦手な方や動きが無くて上手くセット出来ない方、スタイルに飽きてきた方などパーマはコンプレックスを解消するとても良い方法です。ではなぜダメージしてしまったのか。パーマがかかりすぎてしまったのか。パーマに向かない髪質をお話ししていきましょう。
パーマに向かない髪質
ブリーチ毛
基本ブリーチ毛の方にはパーマをかけるのはお断りしています。
ブリーチでのダメージはパーマがかかる髪の構造が失われています。無理にかけてもカールが弱くひどい場合はドライヤーをかけてだけでブチブチと切れてしまう可能性があります。
ダメージ毛
ブリーチと同様に繰り返しカラーやパーマをしていて毎日コテなどで熱処理をしている髪質も注意が必要です。同じように更に傷んでしまいます。
かかりにくいからといってしっかりめで!とオーダーしたためダメージでかかりやすい状態になっていてパーマがかかりすぎたりチリチリになる場合もあります。
ホームカラーをしている
ホームカラーをしていてパーマをかけたいという方も多いです。・・・が!かかりません。
ホームカラーのアルカリの強さ、アルカリのダメージはかなり強いです。全然かからなかった。チリチリになった。ということになりかねません。
ホームカラーをしている方は必ず美容師の方にお話して下さい。
とこのようにパーマはカウンセリングがとても大切です。しっかりとなりたいイメージ、髪の状態、施術履歴を伝えて理想のスタイルにしていきましょう!!!